メンバーインタビュー

自分らしいリーダー像に気づかせてくれたクライアントと歩む喜び

セールスサポートオペレーター
諸見田尚史(2020年入社)
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クライアントとセールスオペレーションズチームをゼロから構築した2020年入社の諸見田尚史。彼がチームの成長過程で苦悩の末につかんだ、チームリーダー像とは?

自分らしいリーダー像に気づかせてくれたクライアントと歩む喜び

急激なチーム成長で見える景色が変わったであろうこの半年間を、諸見田尚史は「苦しかった」と振り返ります。高い理想を追うがあまり疲弊し、悩む彼を支えてくれたのは、まるでセカンドホームのような存在のクライアントの一言でした。
最近、公私ともに「良い意味で変わった」と言われるようになった諸見田。今、まさに厚い殻を破ろうとしている彼に話を聞くと、クライアントにチームの一員として同化するSENZOKU LAB.ならではの、「あるべきステップアップの姿」が見えてきました。

諸見田尚史

2020年入社。入社後、株式会社ユーザベースのセールスオペレーションズチームに加わり、ベストな協力関係をゼロから模索しながら体制づくりを進めてきた。1人でスタートしたプロジェクトは9人のチームプロジェクトへと進化。休日は仕事を忘れて遊びに没頭し、頭を切り替える。ボウリングや筋トレ、自転車など多趣味。

クライアントに入り込み、ゼロからチームを立ち上げた

諸見田さんは2020年にSENZOKU LAB.に入社される前は、どんな仕事をしていたのですか?

学校を卒業してしばらくは、コンビニなどでアルバイトをして生活していました。元々、IT系に興味があったので、一念発起して派遣会社に登録したんです。スマホアプリ開発を手掛ける会社の仕事が決まり、そこでプログラマーとして開発のスキルとノウハウを学びました。
約1年間のプロジェクトを終えた後、IT系でより幅広い仕事に携わりたいと思うようになり、SENZOKU LAB.に転職しました。

SENZOKU LAB.入社後の仕事内容について教えてください。

クライアントのセールスオペレーションズチームの仕事を担当しています。受託でのサポートではありますが、クライアントが「オープンコミュニケーション」の価値観を大切にしているので、自分もほぼクライアントの一員として業務を進めている感じですね。所属する企業が違っても、壁を感じることはありません。

具体的には、どのような業務を担当していますか?

クライアントが手掛けるBtoBのSaaSサービスに関して、商談段階や契約締結後に発生する契約手続き周りの仕事を広く担当しています。サービスを利用するためのID、パスワードの発行なども行っています。

以前のお仕事とは、領域がまったく異なりますね。

未経験のことだらけで、正直なところ、自分でもかなりのチャレンジだと思いました。どちらかといえば、新たな挑戦にワクワクしていた気もします。
もちろん、最初はわからないことばかりで、戸惑いも大いにありました。でも、指導担当の方がつきっきりで教えてくださって、少しずつ業務でできることの幅が広がっていきました。沖縄のオペレーション拠点の立ち上げについては、僕とクライアントとともに、業務の進め方や割り振りを決めるところから作り上げていきました。

クライアントは東京、諸見田さんは沖縄で、リモートでのやりとりが中心だと思います。リモートのやりづらさはなかったですか?

最初からフルリモートだったので、OJTで直接教えるより時間はかかったはず。でも、教えられる僕以上に教える側のクライアントのほうが苦労されたのではないかと思います。そんな中で、チームに早くなじめるよう、Google Meetを使った朝会などでコミュニケーションの頻度と密度を高められるような提案をしていただきました。業務中にちょっとした質問やつまずきがあっても、Slackで気軽に声をかけられるので解決できるし、すぐに当初のやりづらさは解消されましたね。

でも、本当のことを言うと、心のどこかで「もしかして、みんなAIなんじゃないか?」という疑いもあって(笑)。リアルの世界に存在しないのではないかと。
昨年、初めてクライアントの本社に伺う機会があって、チームの皆さんとリアルでお会いできたときは感慨深かったですね。たった3日間でもリアルでお会いできて、つながりがさらに深まった気がします。

クライアントからの助言がトンネルを抜けるきっかけに

諸見田さん一人でスタートしたチームは、今何人体制になったのでしょう。

9人のチームになりました。1人が東京、僕を含めた残りの8人が沖縄で勤務しています。セールスオペレーションズ業務は個人だけでは完結しません。クライアントとはもちろん、SENZOKU LAB.のチーム内でも積極的に情報交換して、相互理解を深めるようにしています。

着実にステップアップしていますね。チームが成長してみての感想は?

正直な話、この半年間はすごく苦しかったです。仲間が増えるうれしい気持ちの反面、「メンバーに信頼されるリーダーにならなければ」と構えすぎてしまって…。

ユーザべ―スさんとのチームでも、SENZOKU LAB.内でも、優れた上司や先輩のおかげで楽しく働けている自覚があったせいか、僕にとってリーダーは「完璧な人間」のイメージだったんです。
仕事を楽しみながらバリバリこなしていて、メンバーの個性や価値観を理解した柔軟なマネジメントもできる。統率力があって、みんなが働きやすい環境を作り出せる。そんな「僕だけの完璧なリーダー像」を、僕一人でずっと追い求めていた半年間でした。

それはつらかったですね…。どうやって乗り越えたのでしょう。

理想と現実の狭間で悩んで疲れていたとき、クライアントから「最初からそんなに気負わないで、もっと周りを頼っていいんじゃない?」と言ってくれたんです。企業間の垣根を越えて、いつも僕らのキャリアの在り方や働きやすい環境づくりのために心を砕いてくれているからこそ、僕の悩みに気づいてくださったのでしょう。
その一言で、僕自身が作った幻想から解放された気がして、とても楽になりました。僕は一人で抱え込む癖があることにも気づけたので、悩んだらクライアントやSENZOKU LAB.の上司や先輩に積極的にアウトプットし、頭の中の整理を心掛けています。

お客様とそこまで一体感のある関係が築けるのは、すばらしいことですね。

あのときクライアントに声をかけてもらえなかったら、僕はダメになっていたかもしれません。そう思うと、感謝しかないですね。
今は、「初心を忘れないこと」をモットーとして、自分がこの業務に就いたときに悩んだこと、困ったことを思い出しながら、メンバーのつまずきをフォローしてあげられる「縁の下の力持ち」のようなリーダーを目指しています。

時々、業務と関係ない話を振ってみたり、オンライン飲み会を開催したりしてチーム内の関係性を深める努力もしていますが、無理はしていません。オンライン飲み会の開催の声掛けは自分がして、それから場を盛り上げるのは得意なメンバーに任せるなど、うまく仲間を頼れるようになってきました。
僕が理想とし、思い描いていたリーダー像とはちょっと違うけれど「これはこれで、自分らしくて良いのかな」と思っています。

メンバーの成長が自分事のようにうれしく感じる

プライベートについて聞かせてください。お休みの日はどんな風に過ごしていますか?

休日は完全に仕事を忘れて、好きなことに没頭して過ごしています。昔、ボウリング場で働いていたので、今もボウリングに興じることが多いです。筋トレや自転車なども好きですね。
学生時代はロボット部に所属していたので、根っからのスポーツマンというわけではないのですが、今は休みともなれば友達を誘って、外で体を動かしています。

自分から仲間に声をかけて遊びに行くことが多いのですか?

そういえば、仕事でリーダーを任せてもらってから、僕から声をかけることが多くなったような気がします。
仕事でもプライベートでも、よく「前より話しかけやすくなった」「コミュニケーションがとりやすくなった」と言われるようになりました。自分ではあまりわかりませんが、苦しんだ分だけ、少し成長しているのかもしれないですね。

きっとそうだと思います。今後、さらなる成長に向けて、チャレンジしたいことがあれば教えてください。

クライアントの新しい商品が生まれるたびに売り方も増え、セールスオペレーションズの仕事もどんどんブラッシュアップされていきます。そのスピード感についていけるよう、勉強し続けなくてはならないと思っています。
同時に、以前から取り組んでいる日常業務については、「SENZOKU LAB.がいれば絶対に回る」と言われるところまで持っていくのが目標ですね。メンバーが増えてきたので、誰が担当しても一定の仕事の質を保てるように、マニュアル整備にも取り組むつもりです。

あとはやはり、メンバーが成果を上げられるようにサポートしていくことでしょうか。最近、チームのメンバーが褒められているのを見ると、自分のことのようにうれしい。これも、リーダーを任せてもらう前はなかった感情ですね。
SENZOKU LAB.にもクライアントにも、メンバー一人ひとりが大切な存在として認めてもらえるように、いっしょにがんばっていけたらと思います。

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