Webサイトの設計・構築を依頼するには?
発注の流れや費用、期間を解説

SENZOKU LAB. 編集長

トップページ コラム Webサイトの設計・構築を依頼するには?発注の流れや費用、期間を解説

Web制作会社にサイトの新規設計・構築を依頼するとき、基本として知っておきたいのが発注からの流れと費用・期間の相場です。
制作会社に依頼する際の工程は、大きく分けて「ヒアリング・見積もり」「リサーチ・要件定義」「Webサイト設計」「Webサイト構築」「テスト」「公開」の6つ。ここでは、それぞれの内容と、ケース別の費用・期間についてご説明します。さらに、制作会社に発注する際に押さえておきたいポイントについてもご紹介しましょう。

Webサイトの設計と構築とは?

まずは、Webサイトの設計と構築、それぞれの意味について確認しておきましょう。

構造・構成を分析し設計書を作成する「Webサイト設計」

Webサイト設計とは、サイトの基本構造や構成を固める作業です。伝えるべき情報と必要となるページを洗い出し、Webサイト全体および各ページの構成やデザインを考え、実際に構築作業に取りかかるための各種設計書(仕様書)を作成します。

Webサイト設計を行うことで、Webサイトに求める成果の最大化と、ユーザー導線や構築・制作作業の効率化が期待できます。

設計に従いWebサイトを公開できる状態まで作り上げる「Webサイト構築」

Webサイト構築とは、設計に従って実際にWebサイトを制作することを指します。Webサイト全体および各ページのデザイン、コーディング、システム開発などを行います。

Webサイト設計・構築の流れ

クライアント(発注側)からの依頼に応えて、Web制作会社(受注側)がサイトを設計・構築していく流れを見ていきましょう。案件によって細かい内容は変わりますが、大まかには次の6つの工程を経てWebサイトが作られます。

1. ヒアリング・見積もり

発注前、制作会社によっては、クライアントからの要望をリストアップするためのヒアリングが行われます。発注側がどのようなWebサイトを作りたいと考えているのか、それに対して受注側がどのように対応できるのかを最初に話し合い、すり合わせるための作業です。発注側が複数の制作会社を対象にコンペを実施する場合には、発注側からのオリエンテーションという形をとり、RFP(提案依頼書)を用意することもあります。

その後、制作会社から大まかな企画提案と見積もり・スケジュールの概算が送られます。企画・見積もり・スケジュールに合意でき、リソースも確保できる状態であれば、正式に契約。Webサイトの制作がスタートします。

2. リサーチ・要件定義

大規模な新規構築やリニューアルの場合は、制作会社がWebサイト設計のためのリサーチを実施。市場や競合のリサーチ、想定するターゲットへのアンケート調査を行うほか、既存サイトをGoogle Analyticsなどを使って細かく分析していきます。

要件定義では、制作会社がWebサイトの目的・目標、ターゲット、コンセプトを設定。この段階で、「誰に、何を見せるのか」「どのような結果を目指すべきか」を定義します。 そのほか、クライアントの要望・要求をどのようにWebサイトに反映させるのかを、具体的に決めていきます。また、必要な資料や素材、テキスト原稿などをリストアップし、納品物についてもリスト化してクライアントとのあいだで確認。さらに、見積もりやスケジュールについても、詳細なものを提出します。

3. Webサイト設計

Webサイト設計では、情報設計(IA)と構造設計、画面(UI)設計、CMS設計などを行います。

情報設計とは、Webサイト全体を俯瞰して情報をわかりやすく伝える(閲覧者が情報を探しやすくする)ために、どのように情報を整理して提供するのかを考える作業です。それを踏まえて構造設計を行い、ディレクトリ構造や導線を考え、サイトマップを作成。これらは、ユーザビリティの向上に加え、クローラビリティ向上も期待できます。

画面設計とは、主にPC用、スマートフォン用の画面をワイヤーフレームで作成することです。CMS設計では、WordPressなどのCMSを利用する場合の仕様を決め、管理画面のワイヤーフレームを作成します。 これらのほかに、併せてサーバー構築(AWSやレンタルサーバーの手配・初期構築、ドメイン取得代行、SSL設定代行)を行う場合もあります。

4. Webサイト構築

設計書やワイヤーフレームに従って、各ページのデザインとコーディングを開始。コーディングは静的なHTML/CSSをマークアップ、動的なJavaScriptとPHPをフロントエンドとして区別することもあります。 発注側は制作されたデザインをチェックし、修正箇所などがあればその都度指示を出します。

5. テスト

クローズドのネットワーク環境で、Webサイトの動作確認をします。PCのOS別やブラウザ別の動作確認をし、スマートフォンの実機でも同様のテストを実施。不具合や問題箇所を確認しながら、随時デバッグを行っていきます。

6. 公開

先に決めておいた公開手順とタイムスケジュールに従って、Webサイトを公開。既存サイトがある場合は、必要に応じてリダイレクト設定やバックアップ作業を行います。また、公開後にもあらためて、全ページの最終動作確認を実行。その後、運用開始となります。

Webサイト設計・構築の費用と期間

上記のような形でWebサイト設計・構築を外注すると、どれくらいの費用と期間がかかるのでしょうか。制作会社によってもコスト感は変わってきますが、おおよその目安として、3つの例を見ていきましょう。

サイトリニューアル

大幅なサイトリニューアルでは、ヒアリングや要件定義のフェーズで、現状Webサイトの課題抽出とその解決策の提案が行われます。すでにWebサイトがあって引き継ぐ部分が多くても、画面設計などは新規の場合と同じように行われることがほとんどです。

Webサイトが50ページの場合で、費用相場は300万~400万円、制作期間は3~4ヵ月といったところでしょう。

新規ECサイト構築

ゼロからECサイトを新規に構築する場合には、数千万円という費用がかかることも少なくありません。年商1億円規模のECサイトであれば、決済機能など必要な機能が網羅されたパッケージやクラウドECを導入するのが一般的です。その場合でも、SEOおよび集客のための仕掛けとして、オウンドメディア用記事などのコンテンツ制作を行うことが多いでしょう。

それらのコンテンツを含む費用相場は、200ページ規模のECサイトで500万~600万円、制作期間は4~5ヵ月といったところです。

新規コーポレートサイト構築

コーポレートサイトは、昨今では競合と異なるオリジナリティや集客・売上につながる機能が求められるケースが増えています。会社案内のパンフレットに近い内容の、最低限必要な情報を掲載するWebサイトであれば費用を抑えることも可能ですが、水準以上のクオリティを求めるのであれば、その分予算も高くなります。

200ページ規模の新規コーポレートサイト構築の費用相場としては400万~500万円、製作期間は3~4ヵ月といったところです。

Webサイト設計・構築を外注する際の注意点

最後に、Webサイト設計・構築を外注するとき、発注側として気をつけたいことをご紹介します。制作会社を選定する際の参考にしてください。

これまでの実績を十分に調査・確認する

発注側の不満の声としてよく耳にするのが、「当初思っていたよりも、実際に制作されたWebサイトのクオリティが低いと感じる」というものです。

質の問題は、実際に依頼して成果物を目にするまではわからないという側面もあります。しかし、その制作会社の実績を十分に調査し、確認しておけば、こうした事態を回避するために役立つことも確かです。Webで調べられる範囲のことはもちろん、最初の打ち合わせなど早いうちに自社の案件と似たケースの実績について尋ね、具体例を多く見せてもらうといいでしょう。

営業担当者の対応や信頼度をチェック

制作会社の営業担当者は、クライアントと現場の制作チームとのパイプ役となる存在です。要望を伝えるとき、情報共有するとき、トラブルが起きたときも、営業担当者があいだに入ることが多いはずです。制作会社として実績が十分でも、パイプ役となる営業担当の働きは、大きく結果と評価に影響します。

そのため、営業担当者の対応が丁寧かつ真摯、スピーディーであるかどうかも、依頼する際に確認しましょう。要望を伝えやすい、仕事がしやすいというのは相性の問題もありますが、そうした感覚的な部分も含めて、信頼して任せられる相手かどうかを確認しておくことが大切です。

実務担当者とのやりとりもスムーズにできるか

営業担当者のほか、制作チームのディレクターなど、現場担当者とも直接やりとりできるとスムーズかつストレートに意思疎通が図れます。商談や打ち合わせの際に現場、実務の担当者が同席していれば、より詳細に要望を伝えることや疑問点の確認も可能です。

制作会社によっては、プロジェクトマネージャーやプロデューサー、ディレクターなどが営業担当を兼ねていることもあります。そのような場合は、問題なく現場とコミュニケーションが行えるでしょう。

どの程度の柔軟性・許容度があるかも知りたい

Webサイト設計・構築のプロセスでは、急遽変更や追加、削除対応が必要となるケースがよくあります。また、通常とは異なる独自性の高いWebサイトや、コンテンツを作りたいという場合もあるでしょう。そのようなときに問題なく対応できるような、柔軟性を持った制作会社かどうかもチェックしておきたいポイントです。特に、エンジニアが関わるシステムに近い作業は、力量に差が出やすいです。

費用に関しては、要件から外れたことを頼むと、必ずその分の料金が発生する場合はやりづらさを感じてしまうこともあります。契約を結ぶ前段階で、変更点があった場合の対応などについて質問し、柔軟性や許容度について前もって感触を掴むようにしてください。

良好な関係性が構築できる外注先を探そう

より良いWebサイトを作り上げるには、問い合わせや打ち合わせから公開に至るまで、設計・構築のすべてのプロセスで制作会社と緊密なコミュニケーションをとり、連携して作業を進めていくことが求められます。設計・構築だけではなく、その後の運営も任せるのであればなおさらです。制作会社の実績、対応力、柔軟性などについて意識しながら、自社にとってパートナーと呼べる発注先を見つけてください。

Webサイト運用を中心に、多くの実績を持つSENZOKU LAB.では、新規Webサイトの設計・構築や大規模リニューアルに関してもご相談を承っています。まずは、どのようなWebサイトを作りたいと考えているのか、どんな形でのご提案を望んでいるのかなど、Webサイトに関することをお気軽にお問い合わせください。

SENZOKU LAB. 編集長

Webマーケティング部 SENZOKUメディアチーム

SENZOKU LAB.の中の人。コーダー経由のWebディレクター。こっそりデザイン独学中。XD大好き。 過去経験から外注パートナーに苦慮したこともあり、現場が本当に必要なパートナーとは?を模索中。 休日はネトフリかスイッチで冒険の旅に出る。インドアだけど沖縄の空と海が大好きな島ナイチャー。

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