Webサイトの制作・運用を委託(外注)するメリットと注意点

SENZOKU LAB. 編集長

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Webサイトの制作や運用を外部へ委託(外注・アウトソーシング)する流れは、近年ではごく当たり前のものになっています。

Webサイト制作・運用の外部委託には、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。外部委託をする際に押さえておきたい注意点とともにご紹介します。

Webサイトの制作・運用は、どこまで委託できる?

Webサイトの制作・運用の委託とは、どのようなことを指すのでしょうか。また、具体的にどこまで外注に委託することができるのか、詳しく見ていきましょう。

Webサイト制作の委託

Webサイト制作の委託とは、Webサイト制作業務を外部パートナーのWeb制作会社などに依頼し、任せることです。外部パートナーとなるWeb制作会社は、クライアント側(発注側)へのヒアリングにもとづいてWebサイトのコンセプトやターゲットを決めるところから、サイトの設計、構築、公開するまで、一連の作業を行います。

なお、コーポレートサイトやオウンドメディアの制作においては、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を導入する方法がポピュラーになってきています。WordPressなどのオープンソース型CMSは、Webに関する知識があまりなくても簡単にWebサイトの運用ができるシステムですが、最近は大規模サイトにも対応できる多機能な有料パッケージ型CMSも増えています。これらの導入・運用にあたっては、外部パートナーの力を借りるケースが少なくありません。

ECサイトを制作する場合は、フルスクラッチ型やパッケージ型、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)など、さまざまな構築方法があります。簡易的なWebサイトを立ち上げる方法もありますし、あるいは開発部門を有する会社であれば自社制作も可能でしょう。しかし、専門性の高さを考えると、やはり外部委託するケースが多いといえます。

Webサイト運用の委託

Webサイト運用の委託とは、完成したWebサイトをクライアントの目的に合わせて活用する業務について、外部のWeb運用代行会社などに任せることです。制作と同じように、運用を請け負った外部パートナーは、クライアントとなる発注側に対しヒアリングを行い、要望に沿って必要な業務を切り分けながら短期~長期にわたる作業を行います。

Webサイト運用にはコンテンツの追加・更新作業に加えて、SEOの実施、SNS・Web広告などの運用も含まれます。

外部パートナーにWebサイト制作・運用を委託するメリット

企業が外部パートナーにWebサイトの制作・運用を委託するメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。外部パートナーへの制作・運用委託のメリットを解説します。

Webサイト制作を委託するメリット

Webサイトを作る目的やWebサイトのターゲット層、Webサイトによって得たいことなどを専門的な知見を持つ外部パートナーに伝えて、それらの要件にマッチしたWebサイトを制作できるのが、制作を委託する一番のメリットです。多くのWebサイト制作のノウハウと専門知識、運用スキルを持つ会社に任せることで、集客などの面で高い効果を発揮します。

特に、サイトデザインやシステム構築の品質を一定以上の水準に保つことができるのは、外部委託ならではの大きなポイントです。なぜなら、Webサイトのデザインや機能は数年も経てば陳腐化してしまい、その時々のトレンドを踏まえたWebサイトデザインでないと訪問者の興味や関心を惹きつけられないからです。競合他社と比べて遜色のないデザインや機能を持つWebサイトを作るのは、トレンドを常にキャッチアップしている専門の制作会社が長けています。

ほかにも、SEOやセキュリティに強いWebサイトを作れるというメリットも挙げられるでしょう。

Webサイト運用を委託するメリット

通常は自社で行わなければならないWebサイト運用の作業負担を軽減できるのが、外部委託をする一番のメリットです。社内のリソースだけでは回しきれない運用業務を外部パートナーへアウトソーシングすれば、自社はWebを含めた総合的なマーケティング戦略の立案や商品企画・開発など、ディレクション業務やコアな業務に集中できるようになります。

また、Webサイト運用の外部委託により、運用に必要な人材採用・育成のためのコスト削減の効果も得られるでしょう。自社内にWebサイト運用の知識やスキルを持つ人材を抱える必要がなくなり、マネジメントコストも抑えられます。

Webサイト運用に関するノウハウを多く持った専門会社に業務を任せれば、サービスのクオリティを一定以上に保つこともできます。時代に即した効果的で効率の高い、成果につながるWebサイト運用も可能になるはずです。

SEOやSNS・Web広告運用などの関連業務については、外部パートナーから効果的な提案を受けられることもメリットに挙げられます。外部パートナーによっては、CVRやリピート率向上につながるサイト改善策を併せて提案してくれるはずです。

外部パートナーに委託するときの注意点

Webサイト制作・運用を外部パートナーに委託するとき、発注側として注意すべきポイントがあります。ここでは、Webサイト制作・運用の注意点について解説します。

Webサイト制作を委託するときの注意点

Webサイト運用の外部委託においても、情報共有と合意形成がカギとなります。Webサイト運用の代行は、自社の作業の進め方や方針、さらにいえば会社としての価値観やカルチャー、フィロソフィー(哲学)まで理解していないと、適切かつスムーズに進めていくことができません。初めに自社のスタッフと外部パートナーのスタッフとのあいだで、価値観などの共有を行う機会を設けることが肝要です。

また、日々の運用に際しての、綿密なコミュニケーションが図れることも不可欠な要素です。Webサイト運用の外部パートナーを選択するときには、チャットツールなど迅速にコミュニケーションがとれる手段が使えるかどうかのほか、会社もしくはスタッフ間のカルチャーやセキュリティの相性についても意識しつつ検討してください。

運用委託のコストは、上記のような情報共有やコミュニケーションが図れるかを踏まえて検討すべきでしょう。なぜなら、外部委託費の見積もりが安価でも、自社の意図がうまく伝わらない外部パートナーに運用を任せてしまうと、後から多くの修正やフォローが必要になり、結局のところ余計な業務が増えて人件費がかさんでしまうからです。費用対効果を重視するなら、特に注意すべきポイントといえます。

安心してWebサイト制作・運用を任せられる委託先選びを

Webサイトの制作と運用をしかるべき外部パートナーへ委託すれば、市場のニーズやトレンドにマッチしたWebサイトを構築できる上、購入や問い合わせなど、確実に効果を得ることができます。

SENZOKU LAB.では、Webサイトの制作・運用のいずれも承っています。制作から運用へとワンストップの業務委託もお引き受け可能です。お客様との情報、価値観の共有を円滑に進められるよう常に考え、クライアントの文化にフィットする”専属”のパートナーとして力になることを最重視しています。SENZOKU LAB.に、お気軽にご相談ください。

SENZOKU LAB. 編集長

Webソリューション部 SENZOKUチーム

SENZOKU LAB.の中の人。デザイン上がりのWebディレクター。よりよいサイトのあり方について日々勉強中。Iターンにより一度離れたことで、沖縄の魅力を再発見し、休日には気になる場所を巡る旅を楽しんでいる。晴れた日の海を眺めながらのドライブに癒やされている。

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