SENZOKU LAB.に入社以来、Web広告の運用に携わってきた仲西由梨亜にインタビュー。彼女が入社した理由と、8年目の今、掲げる目標とは?
入社を決めた理由は「人」。次世代ホープの目に映るSENZOKU LAB.とは
「業界や仕事内容よりも、人を見て会社を選んだ」と、新卒8年目の仲西由梨亜は自身の就職活動を振り返ります。
成長し続けるカギは、周りの人との関係性にある――そんな地に足のついた理由で企業選びをした彼女は、今やマネジメント層へのステップアップを視野に入れ、次世代のホープとして期待される存在へと成長しました。
恵まれた人間関係の中でいきいきと躍動する仲西。その足跡で、8年前の選択の正しさをみずから証明する彼女に話を聞きました。
仲西由梨亜
2014年新卒入社。入社以来一貫してWeb広告の運用に携わる。新車・中古バイクの総合サイト「グーバイク」、沖縄の不動産に関する総合情報サイト「グーホーム」などの自社案件を経て、大手IT企業案件を連続して担当。失敗したときや行き詰まったとき、いつも支えてくれた上長のような存在を目指し、Webの知見と人間力の強化に努めてきた。休日は、大好きな海を眺めたりカフェ巡りをしたりと、職住近接で暮らしを満喫。
会社選びのカギは「いっしょに働く人」と「社風」
仲西さんは2014年の新卒入社だそうですね。
はい。沖縄県内の大学を卒業して、SENZOKU LAB.に入社しました。
海が大好きなので、県外に出ることは考えていなかったですね。SENZOKU LAB.の休憩室には大きな窓があって、片側からは青々とした緑を、もう一方からは雄大な海を一望できます。会社から100メートルも歩けば、海岸に出られるんですよ。
海を眺めることは、私にとって最高のリフレッシュです。日常の中に海がある今の暮らしを、とても気に入っています。
好きなものの近くで働けるのは、とても幸せなことですね。企業選びでは、環境以外にどんな点を重視していましたか?
「いっしょに働く人」と「社風」です。どんな職場でどんな業務を担当するにせよ、仕事は一人ではできません。やりがいを持って働けそうな仕事でも、人間関係が良くないと続けていくのが難しくなることもあるはず。
1つの会社で長く働き、スキルや知見を着実に身につけて成長していくために、「いっしょに働く人の雰囲気が自分に合うか」「自己成長のための挑戦を受け入れてくれる社風があるか」は、とても大切な点だと思っていました。
SENZOKU LAB.のどんなところを見て、その2つが叶えられそうだと感じたのでしょう。
社員同士の交流が活発で、人間関係が良好であること。そして、挑戦する姿勢を大切にしていることを合同説明会で聞いて、自分の理想に近いと感じたので、その後に会社説明会にも参加しました。 決め手になったのは、会社説明会で知った「Shine Star(シャインスター)制度」です。これは、その月に輝いていた社員を表彰する制度。社員一人ひとりが「この人だ」と思う人を選び、Webアプリから必ず一言メッセージを添えて投票します。
(Shine Star制度について:https://www.protosolution.co.jp/recruit/shinestar.html)
会社説明会では、制度紹介と併せて実際に社員へ送られたメッセージを見せていただきました。そのメッセージが、優しさと思いやりに満ちていて本当に素敵だったんですよ。
面と向かって感謝を伝えるのが照れくさく感じる人も、お礼を言うタイミングを逃してしまった人も、こういった形ならいつでも「ありがとう」の送り合いができますよね。「社員同士が尊重し合い、感謝し合う風土が根付いている会社で、良好な人間関係のもとで心置きなくチャレンジができそう」と感じて入社を決めました。
尊敬する上長の背中を追ってマネジメントの道へ
入社して8年目になる今年(2021年度)も、新たなチャレンジを予定していると聞きました。
はい。マネジメント層へのステップアップを目指して準備を始めました。これまでお世話になった先輩や上長の良いところを受け継いで、良い上長になれるよう努力したいと思っています。
大きな飛躍の年になりそうですね。具体的に、上長のどんなところを見習いたいと思っているのでしょう。
大きく分けて2つありますが、ひとつは折衝のうまさです。
私たちは、クライアントの満足度向上を第一に考えて品質やスピードの向上に努めていますが、クライアントのニーズに寄り添うことと、無条件にすべての要望を受け入れることには区別が必要です。プロジェクトを統括する人がクライアントに寄りすぎれば、その指揮のもとで働くスタッフたちは疲弊してしまうでしょう。
私の上長は、クライアントの満足度を下げず、かつスタッフに無理をさせない。その落とし所の見つけ方がとてもうまいんです。クライアントとのミーティングの中で、相手の話をどのように聞き、どう話しているのか、これまで以上に現場でよく見て学んでいきたいですね。
もうひとつは、スタッフへの指導の仕方です。上長はもちろん、厳しく言うべきときには言うのですが、失敗を責めたりはしません。失敗を分析し、その人に足りない部分を指摘して成長につなげてくれるんです。ほめるときは手放しでほめてくれますし、メリハリのある指導だなと感じます。
仲西さんも、失敗から学んだ経験がありますか?
入社3年目くらいだったと思うのですが、今でも忘れられない大きな失敗をしました。仕事が立て込んでいて余裕がない状態だったのに、クライアントからの新規の要望を受けてしまったんです。結果的に、スタッフには無理をお願いすることになりました。納品物の品質も低かったと思います。しかも、クライアントが特に急いでいなかったことが後々わかって…。クライアントの依頼を受けた時点で、「急ぎの案件だ」と思い込んでしまった私のミスでした。
意気消沈した私の心情を察したのでしょう。上長は事の顛末を聞いてもほとんど叱らず、信じて見守るスタンスを貫いてくれました。おかげで、あまり引きずることなく、それからの仕事に向けて前を向くことができたと思います。
その経験を経て、仕事の進め方や取り組み方で工夫したことがあれば教えてください。
「自分は思い込みによる判断で物事を進める傾向があるな」と気付いたので、相手が社内でも社外でも、必ず要望の意図や内容、納期などを再確認し、認識を一致させてから受けることを徹底しました。
おかげでトラブルがなくなり、クライアントとの信頼関係もより強くなったと感じています。
楽しいのは思考と行動を積み重ね、成果が出るまでのプロセス
入社からこれまで、どんな仕事に携わってきましたか?
入社以来、一貫してWeb広告の運用に携わっています。基本的にはチームで動いています。クライアントからの依頼を精査してチーム内への業務割り振り、納品までの管理が主な業務ですね。
入社から3年程は新車・中古バイクの総合サイト「グーバイク」、沖縄の不動産に関する総合情報サイト「グーホーム」などの自社案件がメインでしたが、ここ数年は大手IT企業の案件を担当しています。
自社案件とクライアントの案件では、どんなところに違いを感じますか?
やはり、クライアントとの案件のほうが、コミュニケーションに気を使います。社内なら元々共通認識があって自然にコンセンサスがとれる場面でも、クライアントとはそうはいきません。 先程お話しした「認識の一致」が非常に重要なので、一つひとつ確認しながら進めていくことを意識しています。
沖縄から、クライアントとリモートでのコミュニケーションについて、やりづらさを感じることは?
最近はWeb会議システムが充実して、かなりやりとりしやすくなりました。やりづらいと感じることはほとんどないですね。
それでも、タイムラグがあったり、相手の声が途切れたりすることもたまにあります。そんなときは、できるだけすぐに「今、こうおっしゃいましたか?」「これでいいですか?」と確認する、あるいはチャットツールやメールで後からフォローするなど、クライアントに不安を抱かせないようにしています。
失敗の経験を活かして、丁寧に仕事をしている印象ですね。
自分では足りないところがまだまだたくさんあると思っていますけれど…。
ただ基本的に、考えて行動する過程にやりがいを感じるタイプなので、難しい案件や大きな案件ほど楽しみながら取り組めているのかもしれません。個人としてより高い成果を出す方法を編み出すのも好きですし、チームがうまく機能するように環境を整えるのも好きです。
そうした工夫が奏功してうまく成果につながったとき、クライアントやスタッフから感謝の言葉をもらえると、「この仕事をしていて本当に良かった」と思いますね。
個の力を高め、チームとしてのレベルアップを目指す
ご自身の経験を踏まえて、SENZOKU LAB.に向いているのはどんな方だと思いますか?
SENZOKU LAB.の強みは、社員が協力し合う姿勢にあると思っています。どんなに忙しいときでも自分本位になることなく、チームが目指すゴールに向けて力を尽くせる人なら、きっと活躍できるんじゃないでしょうか。 自分がやるべきことをやる「自律性」と、仲間のために努力できる「協調性」、両方を良いバランスで保てる人といっしょに働きたいですね。もちろん、私も両方の力をもっと伸ばせるように、努力し続けていきたいです。
ありがとうございました。最後に、これからSENZOKU LAB.で実現したいことを教えてください。
短期的には、やはりマネジメント層へのステップアップと、携わっている大手企業案件の拡大を両立させること。今、クライアントとの重要なやりとりは上長が担当してくれていますが、私が昇進できれば同じ役割を担うことになるので、「仲西さんなら安心して任せられる」と言ってもらえるようにしたいですね。
長期的には、チーム内のスキルのムラをなくし、個の力を高め、チーム全体の力を高めていきたいと考えています。
私がSENZOKU LAB.を選んだ大きな理由は「人」。チームのスタッフは、仲間を想って助け合える人ばかりです。自分も含めてですが、「仲間を助けたい」と思ったときにそのスキルや知見が備わっているように、一人ひとりのレベルアップに向けた取り組みを模索していきたいですね。