メンバーインタビュー

SENZOKU LAB.のWebディレクターが「娘に語りたい」未来予想図

Webディレクター
林大甫(2012年入社)
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Webディレクターの林大甫は、「クライアントとその先にいるエンドユーザーのため」に日々奮闘中。実にSENZOKU LAB.らしい働き方をする彼の過去と未来に迫ります。

SENZOKU LAB.のWebディレクターが「娘に語りたい」未来予想図

大手航空会社に常駐して7年。林大甫の一日は、航空会社の一員の目線で、Webサイトを見直すことから始まります。
クライアントと関係をゼロから構築し、壁のないワンチームを作り上げるまでの過程は、決して容易ではありません。それを、「クライアントの色に染まるのが、自分の仕事」とさらりと振り返りながら、「クライアントとその先にいるエンドユーザーのために仕事をしたい」と話す林の視点やスタンスは、SENZOKU LAB.の企業としての在り方を体現しているといっても過言ではないでしょう。
「SENZOKU LAB.ってどんな会社?」をみずからの背中で見せる林。彼の入社10年の道のりと今後の展望とは?

林大甫

印刷会社の営業職を経て、2012年に中途採用で入社。入社後の研修でゼロからITの知識とスキルを身につけ、今や大手航空会社のWebディレクターとしてサイト周りを広く担当するまでに。エンドユーザーの気持ちに寄り添ったサイトづくりを徹底し、クライアントから絶大な信頼を得ている。プライベートでは一児の父。大好きなライブや音楽フェスになかなか行けない今、娘との散歩やおしゃべりが楽しみのひとつ。

沖縄県の教育事業を活用し、知識ゼロからIT業界へ

林さんの入社の経緯から聞かせてください。元々、Web関連のお仕事をしていたのですか?

前職では、印刷会社の広告代理店部門で、営業として働いていました。新卒で入社して、約6年程でしょうか。ずっと営業をしていたんですが、DX化が進む世の中を見ているうちに、自分もアナログからデジタルへ移行したいと思うようになって…。
未来に向かってワクワクしながら働けて、なおかつ将来性のある業界を探していたところ、Web業界にターゲットを絞り、転職活動を始めました。

なるほど。その中の1社にSENZOKU LAB.があったのですね。

ちょうどそのとき、沖縄県が未来のIT人材を育てる目的で、教育事業を展開していたんです。事業に共感して参画した企業が、未経験者を含めたIT業界志望者を採用し、研修や業務を通じてITのイロハを教えながら社員として育成するという取り組みでした。
SENZOKU LAB.がそれに参画していたのが縁で、転職を決めました。

入社して、最初の印象はどうでしたか?

就職活動中に見た複数の会社の中でも規模が大きくて、きれいな自社ビルの中でたくさんのスタッフがいきいきと働いていて、しっかりした会社だと感じました。
研修も充実していましたね。本当にゼロからのスタートだったので、HTMLやCSSの仕組み、画像加工の仕方といった基本中の基本から教えてもらったんですよ。

「場所の概念」がなくなり、沖縄でできることが各段に増えた

ゼロから実務経験を積み重ねて、今があるわけですね。この10年で、会社の体制や雰囲気は変わりましたか?

SENZOKU LAB.には「感動を共にする、Web運用パートナー」というビジョンがあって、お客様満足にこだわり、働く人自身も感動できる働き方の実現を目指しています。
社員全員が「クライアントのために何ができるか」「どうすればクライアントの文化にフィットしたものづくりができるか」を徹底的に考え抜きます。そうしたホスピタリティあふれる社風は、入社当初からまったく変わっていません。

一方で、仕事の仕組みとしては、いろいろな変化がありました。沖縄にいながら、東京など大都市圏にある大手企業の仕事に携われるのがSENZOKU LAB.の魅力のひとつですが、クライアントとは物理的に距離があるため、リモートでのやりとりが基本です。
入社当時は気軽にオンライン会議ができるアプリケーションがなかったので、ビデオ会議システムがある専用のミーティングルームを押さえて、ようやく先方とつながって…と、ひと苦労でした。

今は個人のPCやスマホから簡単にコンタクトできますから、クライアントとのコミュニケーションの頻度も質も各段にアップしましたね。

コロナ禍以降、ビジネスのオンライン化が進んでいます。ほかに先駆けてリモートで業務を進めてきたことは、今考えると大きな財産ですね。

確かに、沖縄で勤務するメンバーはリモートでのやりとりがベースなので、他社に比べてノウハウが豊富です。リモートで成果を出してきた長年の実績は、これから大きなアドバンテージになっていくはずです。

また、私が入社した頃は、「沖縄」という立地がデメリットになることが少なからずありました。全国的にオンラインビジネスが普及し、場所の概念がなくなった今は、純粋にパートナーとしてふさわしいかどうかで私たちの価値を判断してくれる企業が増えたと感じています。
それは、これまでは手が届かなかった領域にも挑戦できるようになるということ。これから、当社はますますおもしろいフェーズに入っていくのではないでしょうか。

クライアントに溶け込み、その一員としてゴールを目指す

現在のお仕事についてお聞きします。林さんは、東京のクライアント先に常駐されているのですね。

2015年から、大手航空会社のWebサイト制作プロジェクトの一員として、東京のクライアント先で勤務しています。仕事内容はWebディレクション。簡単にいうと、Webサイトをより良く作り変えるにあたって、クライアントの意向を踏まえたものづくりができるように、進行を管理する仕事です。

「客先での常駐業務」というと、クライアントの社員とのあいだに壁があって働きにくいイメージを持つ方がいるかもしれませんが、現場の関係性は非常にフラット。「どこの社員か」は関係なく、ひとつの目的を持ったプロジェクトのメンバーとして協力し合える体制を確立しています。

それは理想的ですね。

クライアントの文化や価値観を理解し、そこにフィットするよう努力するのがSENZOKU LAB.のスタイルです。
どのプロジェクトでもホスピタリティを持ってニーズに応える努力をしているので、連携がスムーズになり、発注量が増える好循環が生まれているように感じます。

マネジメントにも携わっていると聞きました。

実は私、入社した頃は個人主義で、ドライな性格だったんですよ。自分の成長を中心に考えていて、周りにはあまり目を向けていませんでした。マネジメントを任せてもらったことで、それが少しずつ変わってきています。
視点を広く持ち、チームを「自分事」として捉えるようになりました。技術的な部分だけでなく、人としても少しは成長できているのかな(笑)。

大規模な案件に携わられる中で、仕事上で意識していることや工夫していることがあれば教えてください。

クライアント自体はもちろん、サイトの規模が大きいので、影響を与える範囲が非常に広いんですよ。航空券やツアーを購入するエンドユーザーは、年齢層も性別もニーズもさまざまです。ターゲットを絞り込むのも容易ではありません。

だからこそ、業務を行う上では常にエンドユーザーの顔を思い浮かべ、その気持ちに寄り添う努力を怠らないようにしています。「どうすれば使っていただけるか、買っていただけるか」を常に考えながら、より多くの人に満足していただけるものづくりを追求していきたいですね。

クライアントとのコミュニケーションにおいてはいかがですか。

参画したばかりの頃、ミーティングに参加していて、「あれ?」と思ったんです。それは、はっきりとした疑問ではなく、漠然とした違和感でした。でも、私以外の人は何も感じている様子がなくて…。
「このまま進めると、どこかで壁にぶつかるのではないか、ひょっとすると失敗するのではないか」。そう思いながら、自分が新参であることが気になって、ついに言い出せませんでした。そして、プロジェクトは残念ながら頓挫してしまったんです。

その経験から、経験年数や知識に関係なく、プロジェクトの一員として思ったことはその場で言うべきだと学びました。合っていようが合っていまいが、関係ないんですよね。
このことは、今も仕事をする上での私の軸となっています。クライアントの中に入って仕事をするときも変わらず、「言うべきことは言う」姿勢は徹底しています。

今後のミッションは「東京で得たナレッジ」を沖縄に還元すること

ここで少し、プライベートについて話を聞かせてください。お休みの日はどのように過ごしていますか。

東京に出てきてから結婚し、今は2歳になる娘がいます。休日は娘を連れて散歩に行ったり、公園に行ったりすることが多いですね。コロナ禍の影響で常駐先も在宅ワークなので、家族と過ごす時間はより増えました。娘は2歳になって急に話す言葉が増えてきたので、彼女との会話も楽しみのひとつです。

今考えているのは、「お父さんはこんな仕事をしているんだよ!」と娘に胸を張って言える仕事がしたいということ。娘が物心ついて、仕事を理解できるようになるのが楽しみですね。

今後、新たに挑戦してみたいことはありますか?

東京に常駐する中で得たナレッジを沖縄チームに渡し、沖縄のレベルアップを図ることがミッションのひとつだと思います。沖縄でもニアショア(日本国内の地方都市)パートナーを増やし、SENZOKU LAB.を着実に拡大していきたいですね。
同時に私自身も、今のプロジェクトをひとつのステップとして自分の領域を広げていきたいです。

ありがとうございました。SENZOKU LAB.への入社を検討する方にメッセージがあればぜひ。

私がまったくの未経験からここまできたように、SENZOKU LAB.には人を育てる地盤があります。現時点でのスキルや能力に自信がない方も、成長意欲があれば必ずステップアップしていけます。ぜひ、チャレンジする気持ちを大切にしてください。

SENZOKU LAB.らしく「クライアントに寄り添う」働き方ができる人と、いっしょに働ける日を今から楽しみにしています。

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